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ドット不動産スタッフコラム「新しい家」より「無理のない暮らし」を選ぶ

スタッフコラム

2026.02.14 NEW

「新しい家」より「無理のない暮らし」を選ぶ

前回のコラムでは、住宅ローン金利が上昇局面に入りつつある今、

「金利が変わると、家の総支払額はどう変わるのか」という視点についてお話ししました。

 

金利は、毎月の返済額にじわじわと影響します。

そしてその影響は、気づいたときには

“家計の余白を少しずつ削っていく”ものでもあります。

 

とはいえ、

「金利が上がっているから家を買わない」

という話では、決してありません。

 

問題は、

これまでと同じ感覚で家を選んでいいのかどうか

そこに、今あらためて立ち止まる必要があるということです。

 

住宅価格は上がり、金利も上がる。

その結果、月々の支払いを抑えるために

返済期間を40年、場合によっては50年まで延ばすケースも珍しくなくなりました。

 

ここまでして“買える”家と、

無理なく“住み続けられる”家は、必ずしも同じではありません。

 

では、これからの時代、

どんな考え方で住まいを選ぶのが現実的なのか。

新築住宅は“高くなりすぎた”?

近年の新築住宅価格は、資材高騰・人件費上昇・土地価格の影響を受け、

数年前と比べても明らかに高くなっています。

 

さらに、

  • 借入額が大きくなる

  • 金利上昇の影響をダイレクトに受ける

  • 月々の返済額が家計を圧迫する

という構造になりがちです。

 

「新築じゃないとダメ」という価値観は、

今の時代、本当に最適解でしょうか。

 

返済期間を延ばさないと、月々が成り立たない現実

住宅価格の上昇と金利上昇が重なる中で、

最近よく聞くようになったのが40年、場合によっては50年という返済期間です。

 

月々の支払額を抑えるため、

35年ではなく40年、さらに50年という長期ローンを選ばざるを得ない。

確かに数字上は、毎月の返済額は一時的に軽く見えます。

 

しかしその裏側では、

  • 返済期間が延びる分、支払う利息は確実に増える

  • 定年後も住宅ローンが残る可能性が高い

  • 教育費や老後資金と重なり、将来の選択肢が狭まる

といった現実が静かに積み重なっていきます。

 

「買えるかどうか」ではなく、

「この先も払い続けられるかどうか」

返済期間を延ばすこと自体が問題なのではなく、

そこまでしないと成り立たない価格設定になっていることが、本質的な課題です。

 

中古住宅+リフォーム・リノベーションという選択

そこで注目したいのが、

中古住宅を購入し、自分たちに合う形に整えるという選択肢です。

 

中古住宅は、新築に比べて

  • 物件価格を抑えやすい

  • 立地の選択肢が広い

  • 固定資産税も比較的低い

といったメリットがあります。

 

そこにリフォームやリノベーションを組み合わせることで、

「価格」と「住み心地」のバランスを取ることができます。

 

 

金利が上がるほど、差は広がる

ここで重要なのが金利です。

 

借入額が小さければ小さいほど、

金利上昇の影響は限定的になります。

 

同じ金利、同じ返済期間でも、

  • 新築で3,800万円借りる場合

  • 中古+リノベで2,800万円借りる場合

では、総支払額に数百万円単位の差が生まれることも珍しくありません。

 

これは、将来の教育費や老後資金に直結する話です。

 

「新しい」より「自分たちらしい」家へ

リノベーションの魅力は、

単に家をきれいにすることではありません。

  • 間取りを暮らしに合わせて変える

  • 収納や動線を最適化する

  • キッチンや水回りに予算を集中させる

 

“新築よりも、満足度が高い”

そんな住まいが完成することも多くあります。

 

家は「新品」であることより、

暮らしに合っているかどうかが重要です。

 

これからの住まい選びは「考え方」で差がつく

金利が低かった時代は、

多少無理をしても何とかなりました。

 

しかしこれからは、

  • 借りすぎない

  • 買い方を工夫する

  • 長期的な視点で考える

この3つが、住まい選びの軸になります。

 

新築か、中古か。

その前に、「自分たちに合う選択は何か」を考える。

 

今は、そんな時代に入っています。

 

家は「買うこと」より「住み続けること」

家を買うことがゴールではありません。

そこで、どんな暮らしを、どれだけ長く続けられるか。

それが、住まい選びの本質です。

 

新築か、中古か。

その前に、

自分たちの暮らしと、将来の家計に合っているか

 

金利が上がる今だからこそ、

中古住宅+リフォーム・リノベーションという選択を、

一度、冷静に考えてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

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